レイングッズの企画・制作・販売を手掛けているお客様。
「企画スタッフ」の募集がしたい、とお声掛けいただきました。

実は、同じお客様で以前も「企画スタッフ」の募集をしましたが、採用にかなり苦労した経験があります。
Illustrator(イラストレーター)､Photoshop(フォトショップ)の使用経験のある方、というのが募集条件なのですが、商品企画の経験などはあっても、上記のようなＤＴＰソフトが使える方がほとんどいませんでした。

そこで今回の募集にあたり、お客様と再度「求める人物像」の整理をすることに。

このお客様では毎年自社で企画した商品をリリースしているのですが、商品企画には様々な部署が関わります。
営業スタッフがお客様のニーズや市場動向を把握し、企画スタッフとともに具体的な商品企画に落とし込むのですが、このプロセスはリサーチ→プランニング→デザインとなります。

今回採用したい「企画スタッフ」とは「プランナー」なのか？「デザイナー」なのか？
それによって、原稿がまったく変わってくることになります。

お客様の社内でも摺り合わせをしていただいた結果、「デザイナー要素の強い企画スタッフ」、とまとまりました。

前回の募集では、募集職種を「レイングッズの商品企画」としていたのですが、今回は「企画制作スタッフ(業界未経験OKのデザイナー)」と変更。
求人広告の本文もこれに合わせて変更しました。

媒体は「とらばーゆ」。
前回は「はたらいく」をご利用いただきましたが、今回はターゲットを考えて変更しました。
結果として2週間で46名の応募。
ほとんどの方が、Illustrator(イラストレーター)､Photoshop(フォトショップ)の使用経験のある方、でした。
本来1名の採用予定でしたが、優秀な方が多かったため、2名採用となったそうです。

お客様の社内には「デザイナー」という職種名は存在しません。
ですから「企画スタッフ」と私たちに話すのは当然のこと。
ただ、社内で使用している職種名は、複数の一般的な職種名の役割を担っている場合があります。

営業を担当する私たちが十分注意してお客様にヒアリングしなければいけない、と痛感させられたケースでした。