代理店に依頼する前にお客様にやっておいていただきたいこと。
2015/07/27
この記事は弊社が担当させていただく場合ではなく、一般論として求人広告の代理店に依頼する場合のことを書いています。
代理店の営業担当もそのキャリアは、新人からベテランまで、さまざまです。
代理店は指定できても、営業担当までは指定できないのが通常ですから、もしかするとかなりキャリアの浅い営業担当にあたってしまうかも知れません。
どのキャリアの営業が担当しても、掲載料金は変わりませんが、その提案内容には雲泥の差があります。
どのキャリアの営業が担当しても、ある程度のクオリティで採用を成功させるためには、お客様にも事前に次のようなことを、準備しておいていただいたほうが良いと思います。
「いつまでに」「どんな人を」「何人」を明確にしておく。
なにを当たり前のことを、と思われるかも知れませんが、意外と難しいんです。
「いつまでに」と「何人」は、割とはっきりしていると思います。
ただ、この二つによって本来は、営業の提案内容はガラッと変わります。
「いつまでに」に関しては時間がない場合ほど、1回で採用を成功させる必要がありますから、多少予算がかかっても、掲載サイズを上げるなどの工夫が必要です。
「何人」が、1人の場合と10人の場合は、当然総予算が変わるはずですから、提案内容も変わるはずです。
代理店の営業担当のキャリアが浅い場合、この辺りをしっかり確認しないまま、進めてしまう場合があります。
事前に整理しておいて、営業担当に伝えれば、戻って上司に相談して、提案をまとめることもできます。
そして難しいのが「どんな人を」です。
お客様とこの話をすると、「明るくて元気でヤル気のある人」などと言われることがあります。
確かに、それはそうだと思いますが、もう少し踏み込んで考える必要があります。
まずは求める人物のタイプとスペックを整理すること。
タイプは性格・行動特性など、スペックは具体的なキャリアのことです。
タイプは抽象的になりがちで特に難しいので、まずはスペックを上げてみて、タイプを補足してみてください。
次に上記のタイプ・スペックをMUST(これがなければ絶対採用しない)とWANT(できればこれがあれば良い)を分けてみてください。
最初はほとんど、MUSTになりがちです。
ただ、MUSTが増えれば増えるほど、採用コストも上がりますし、採用競合も増えます。
現実的に考えて、妥協できる点はどこか?を整理しておくと、お客様の中で求める人物像が明確になってくると思います。
※正社員採用の際の参考にしていただければと思います。